高次脳機能障害の症状について

高次脳機能障害の症状は多岐に渡ります。そして症状の程度も人それぞれです。
ここに記載してある症状に当てはまる場合でも高次脳機能障害でない場合、記載していなくても高次脳機能障害である場合もあります。


症状 具体的内容
記憶障害 新しいことを覚えることが出来ない。以前の事を思い出すことが出来なない。
例)以前からの友人に会っても名前を思い出せない。
注意障害 注意が散漫になってしまい、集中できない。
先ほどまでしていたことを途中で放っておいて新しいことを始めてしまう。2つの事を同時にすることが出来ない。
例)食事をしながら会話ができない。
遂行機能障害 何かの目的に向かってやるべきことを抽出し、どのようにすればいいのか計画を立てその通りに実行できない。
例)庭に花壇を作ろうと思っても、どうしていいのか分からない。
  通常であれば花の種を買ってきて庭に植え肥料を撒き、数か月水をやり待てばよいと分かるがそのことが理解できなかったりする。
社会的行動機能障害 感情のコントロールが出来なくなってしまったり、人とコミュニケーションがうまく取れなくなったり、何もやる気が起きなくなってしまったりする。
例)以前は温厚な性格だったが怒りっぽくなった。シチュエーションにそぐわない内容の会話をしてしまう。
失語障害 何かを見てもその物の名前が出てこない。物の名前を言われても理解できない。
例)空の雲を見て、あれは何?と尋ねても「雲」と答えられない。または、「雲」と言ってもそれが何を意味しているのか理解できない
失行障害 運動が可能にもかかわらず目的に沿った行動が出来ない。
例)(動作自体は可能であるにも関わらず)靴紐が結べない。歯ブラシで食事しようとする。




高次脳機能障害情報の原因のページ
高次脳機能障害情報の症状のページ
高次脳機能障害情報の治療のページ
交通事故が原因で高次脳機能障害となった場合
高次脳機能障害情報の治療のページ
弁護士に高次脳機能障害の損害賠償を相談したい場合
交通事故の示談は自分でやると大変って話だけど誰に相談すればいいの?
交通事故の示談交渉で 一番厄介なことってなに?
高次脳機能障害情報サイトのトップページに戻る