高次脳機能障害の原因について

高次脳機能障害の原因で最も多いのは脳血管障害です。


脳血管障害とは、脳梗塞や脳出血などの病気の総称です。
脳梗塞は、脳の血管が詰まってしまったり、血液の流れが悪くなってしまったりすることで、脳の組織に酸素などが届かず脳の機能が障害されます。
脳出血は文字通り脳の血管が破裂などして出血することにより起こり脳の機能が障害されます。

次に多い原因は交通事故などによる脳外傷です。


脳は頭蓋骨等によって保護されて傷つきづらくなっています。しかし、交通事故などでは自動車のスピード、自動車の重量により衝突するととても大きな衝撃を受けます。それによって脳が損傷してしまいます。
損傷の箇所や状態により脳挫傷や頭蓋内血腫やびまん性軸索損傷などと診断されます。

その他の原因としては低酸素脳症や脳炎といったものがあります。


低酸素脳症は脳に酸素が不足するという点では脳血管障害の場合と同じです。


高次脳機能障害となる原因とそれぞれの割合を調べてみました。

高次脳機能障害の原因とその割合
原因疾患 割合
脳血管障害 70%
脳外傷 20%
その他 10%


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